おもちゃんから学んだ事①鼻綿花は本当に入れた方がいいのか??
おもちゃんが来てくれて、不透明だった部分が色々
明るみになりました。
そのうちの一つをご紹介致します。
皆様は【ご遺体の鼻に詰め物】について、どう思われますか??
【しなければいけない】もの、として
当たり前に容認してきたと思います。
そして、誰も
「なんで鼻に白いの入ってるの?!(怒)」
と怒り出す人も、
周りにいなかったと思います。
★でもご親族の鼻に綿花が沢山詰められているのを見るのは果たして、
良い気持ちでしょうか?★
(私は、親族に入れていたら「痛そう」と思いますよ(--;))
私は前職、普通の納棺の会社におりました。
そのご遺体処置の行程の一つに
【鼻に綿花をいれる。口に綿花をいれる】
という必須項目がありました。
ここで1つ、なぜ鼻綿花を入れるか
についてお伝えしておきます。
①病院側が「死後処置しました」というのをわからせるため。
②日本の宗教観念。
ご遺体の穴から悪霊が入る、または出る、と考えられていた。
③体液漏れを防ぐため。
(でもでも実際、
綿をただ入れているだけではなんの効果もありませんが!😖)
わたくしは、
「液体が漏れない、遺族も安心!
新鮮な遺体作り」を
心がけています。
なので、目の前のご遺体が鼻や口から体液が
漏れるかどうかなんてすぐわかります。
(あっいえいえ、↑これは納棺師であれば当たり前のように分かるものなんです)
つまり、
【体液漏れがなさそうな遺体に、綿花は入れる必要性があるのか?】
の疑問がありますよね。
話は飛びましたが、↑の①~③を考えると
①は病院の説明でクリアできますよね。
②は遺体は死に人ではなく、患者様であるという最近の考えを適用すると、悪霊は入ってこない。
③は、納棺師側の技術によります。
そして、そして!!!!!
皆様こちらをご覧下さい!!!
ナースプレスさんの
【綿詰めは本来、必要ないのですか?】
です。
答えは【イエス】なんです❗❗❗
つまり、
グリーフケア先駆けの病院は、
①、②ともに重んじていて
綿詰めをしていない所が多いのです。
それを
例えば引き継いだ葬儀社担当が
「あの病院はエンゼルケアもしない」と
不服を言うのは
非常にナンセンスです😖😖😖
(ただし、グリーフケアに特化した病院さんだけですよ!!!
ただ忙しかったから、病床空けたかったから、
なにもせずにさっさと病院出すタイプの病院とは
訳が違いますからね(>_<)))
まぁもし、それでも鼻綿花を入れたい
(その方がご遺族が安心する)
と言うのであれば、
口のみに入れる事をお勧めします。
皆さん、鼻の穴は2つありますが。
何故綿花は2本いれると
思いますか?
すぐに口と一本に繋がるのに❕😔
(これ、答えられた方はいませんでしたけど、理由はあるのでしょうか?
なんかの儀式なんでしょうか?!😅)
↑見にくいですが、鼻の断面図です。
つまり、ノドチンコ奥で既に一本になっているんですね。
↑は
おもちゃんの鼻の裏ですが
ここからも分かるように全く複雑ではなく
喉のすぐ上で口と鼻は繋がることがわかります!!!
と、なると
言ってしまえば
【口綿花をしっかり入れていれば
鼻からの体液漏出は防げる】です。
いえここまで言うと必ず言われるのは
「いや、脳から出血ありますよね?」
です。
いえいえ、ご遺体の何名中何名が脳出血を起こし、脳からの体液漏れがあったのでしょうか??
それは死因を照らし合わせて、統計をとっているのでしょうか??
憶測ではいけません。
私は過去200名は死因と照らし合わせての結果判断をしているので、
これだけは言えますが…………
【脳出血、脳挫傷での死因で、且つ、
鼻から髄液(脳の液のこと)が出ているかたはその半分に満たない】
です!!
つまり、
死因が脳出血、脳挫傷ご遺体は
私の実体験統計は死亡原因だけで
判断すると全体の1割りもいません。
そして、その脳に準ずる死因のうち、
鼻から髄液が流れ出る状態はそれの半分に満たないのです。
(一言で脳出血と言っても、小脳出血、大脳出血、脳幹出血と数多くあります。
↑ですね。
言ってしまえば、鼻より下にある、小脳や脳幹部分が出血しても
鼻から体液漏れ!等には至りにくいのです。
Aさんが言います。
「でも、脳幹出血が死因でご遺体の鼻から体液漏れあったこと、あります!」
それは死亡診断書で、
直接原因のみ見ていて、
第二の間接的原因を見ていないから、
或いは遺族の聞き取りをしていないから、の可能性が高い、ですね。
肺に限りなく水分(血液)がたまるような
病気を長年患っていた可能性だって大いにあります。
(肺や心臓にまつわるものをはじめとして、
腎不全でも、肺に血液は溜まりますよ!)
つまり、
❕❕❕❕あなたが言っている体液は、
脳から出てきたものではなく、
肺から出てきたものです❕❕❕❕❕
と言いたいですね(>_<)
(あと、細かく言うと毛細菅現象が働いtailと思われます。
これ話すとあと1000文字は必要だから話しません(^o^;)憶測なんでね)
ご遺体が誤解されている、と言うのは
こういう所なんです。
彼らが話せないから、
自称ご遺体のプロ、が言えば
まかり通ってしまうのです😢😢
(ちなみに、助言をすると………
漏液は、臭い、色でどこの臓器からでてきたか判断出来るので、
それで判断されるのも近道だと思います😊😊
私は前職時は、まだ体液抜きの技術がなかったので
↑の診断で体液漏れを軽減していました!)
話は長くなりましたが、
実は現在、弊社おもかげ体液もれの心配は一切ございません。
それは✨✨✨✨不要な体液を抜く技術を持っているからです❗✨✨✨✨
心配をなくすことで、ご遺体もご遺族も
大変安心されると思います😊😊
いつだって、私はご遺体の為に尽力したいのです。
その技術を持って、
全島のご遺体にアプローチしていきたいですね❗😃
【ご遺体コラム】呼吸性アシドーシスに準ずる死因の時の故人様の肌。
ちょっと今回は専門の先生にお聞きしてないので、
わたくしの見立てで書かせて下さい。
(専門の先生、と言ってもどの科の先生だかわからないですね💦内科のお医者様でも死後の事はわからないと思いますし(・・;))
病院死亡ではなく、事故でもなく、
条件は、
自宅(或いは屋内)
死後数時間の放置
死因が呼吸不全に準ずる場合。
↑の三つを兼ね備えたご遺体は、
見る限り独特な肌質をされています。
それは他の疾患、死因で死亡された患者様より、
一層の京都の湯葉のような肌です。
この、茹でた湯葉です!
とても似ています!!
いつも湯葉のご遺体を見て、
担当様に死後数時間放置の呼吸不全ですか?と
伺うと
大体当たっていてビックリされますが
これに関しては私の理解がついていけていません。
以下Wikiより〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
★呼吸性アシドーシス★
呼吸性アシドーシスは呼吸不全によって二酸化炭素が体内に蓄積したために起こるアシドーシスである。これはPaCO2の上昇する病態の存在が考えられる。これは肺胞低換気の病態に等しく、呼吸器疾患、神経筋肉疾患、循環器疾患、レスピレーターの調節不全で起こりえる。呼吸中枢から換気の指令が十分に行われない場合、これは延髄の呼吸中枢の障害や鎮静剤の抑制効果、代謝性アルカローシスの代償によっておこる。呼吸中枢の命令に応じられない病態としては神経障害や横隔膜をはじめとする呼吸筋の障害や呼吸筋疲労が考えられる。また、肺のレベルで呼吸を行っていても、閉塞性無気肺など上気道閉塞が起こっているときも代謝性アシドーシスとなる。肺気腫、喘息でも同様の病態が生じる。アシデミアが存在し、その原因が呼吸性アシドーシスである場合は基本的にⅡ型呼吸不全の状態であり緊急事態の可能性がある。
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
うぅう
私がマスターしているのは、
アシドーシス、アルカローシス、
ホオメタシス?
ホメオスタシス!!だ💦💦
ホメ?ホメ?あれ??
位です(・・;)
呼吸性アシドーシス、アルカローシス、
等は分かりますが
ここまで行くと何がなんだかわかりません。
そして、今回の湯葉肌の意味も分かっていません(>_<)
ご遺体を知ることは、ご遺体とのコミュニケーションでもっとも入り口だと感じます。
月末で忙しいですが、
それにかまけることなくもっとご遺体の不思議を
解明して行きたいです(>_<)
おもちゃんから学ぶこと。
おもちゃんは、孤独な私をいつも励ましてくれます。
コーヒーとチョコレートでくつろぐおもちゃん😍💓💓
おもちゃんが来てくれて、物凄い気付きがあり、
私が即やめた事があります。
ご遺体に施していた行程で
【当たり前の事を】やめました。
それは、やはり、【そういう風にするべきと思う】という考えであったこと。
それは故人様の尊厳で考えると果たして正しいのか?!という所の過程です
次回は、おもちゃんと作る、
ご遺体ファンミーティングの様子を
お送りします。
「~です、ます」の自信とは。ご遺体は曖昧に扱われがちです。
昔、バスガイドをしていた時地獄のようなスパルタ研修で
かなり【接客接遇おもてなし】を叩き込まれました。
その中で 「~ですか?」と聞かれた事は
「~です。」と言い切り、
「~だと思います。」は絶対🆖と言われたものです。
なので【曖昧な返答をしない!】
という意識の中
社会人として会社生活を送ってきました。
しかし、ご遺体、という未知なる人間を目の前にしたとき
当たり前のように「~だと思います」と
私の見解をオブラートで包んで言うようになりました。
(かつての話、例えば体液漏れですね。
止めに伺っているのですが、今後の様子はわかりませんから、「大丈夫だと思います」という感じで)
昔は知識もなかったのでその後について
曖昧に返答することも多かったです。
(そもそもがわからなかったですし、
当時の会社は翌日故人様を経過を見に行く事は別途料金対象の為、
安易には見にいけませんでした。)
しかし現在はお陰様で知識も増えました。
エビデンスを重視して、
故人様の生前をしっかり聞き取りをすること。
そして、曖昧な変化をうやむやにせず、
目の前のご遺体に真摯に向き合うこと。
そして一番は、出棺までご遺体の経過を見守っているので、【わからなかったその後】は頻繁に起こらなくなりました。
そうすると
私の発言に
「~だろう」は昔ほど多くなくなりました。
言い切る、についてはそれにより自分自身の逃げ道をふさぎ、
保身はできなくなります。
かなり勇気がいりますが、
言い切れる自信が備わった時に
それはご遺族にとって、とても大きな安心、
【ご遺体コラム】緑膿菌(りょくのうきん)はご遺体に影響するのか。
知人にこちらを頂きました。
そもそも【緑膿菌】なんて知らなかったですよ😅
一年前、
ご遺体が緑になる原因は、
筋肉組織のミオグロビンや硫黄が作用している、と
信じていた私に
「えっあれって緑膿菌じゃないの?」と
医療関係者に言われた事が
なんだそれ??という疑問の始まりでした。
よく子供の鼻水を「緑」というような、アレですね!
しかし、冒頭で分かりました。
【ご遺体内は、緑膿菌は繁殖しない❗❗❗】
分かりにくいですけど
【偏性好気性非発酵性グラム陰性】
と書いてありますね。
これは
【酸素がないと全く生育出来ない、発酵はしない、
大腸菌とかペストとかの病原菌】
という意味です!!!!
⭐ご遺体内は無酸素ですので、緑膿菌は繁殖しない⭐
という事ですね😆❗
(つまり、やはりミオグロビンの化学反応説が強まったと言うことになりますな👀)
この本、難しすぎます(>_<)
たった数行を理解するだけの為に、
相当な頭と体力を使います…………😅😅😅
分厚い本ですが
これは絶対読破したい~~(>_<)
おもちゃんがやって来た。
弊社には、営業担当の【スケルトン君】がいます。
(これ、一度はめると中々解体出来ない仕組みになっているので、動脈と静脈間違えてますが
気にしないで下さい😅😅)
彼は小さくて30㌢位なので、私が営業に伺うときは必ずいつも一緒に連れていって
営業先でも同席してもらっています。
(横隔膜、肺、肝臓、などの必要な臓器が入っているので
とても活躍してくれています!!!!😆😆💛)
そして、待ちにまった新人ちゃんが
車に乗ってきました。
おおーーー!!!!
小顔!!!!
スリムだ!!!!
モデル!!!!
かわいい!!!!
肉つけると、ダコタローズちゃんが後部座席に
座ってるようにしか見えません!!!
せっかくなので、
弊社の【おもかげ】から
【おもちゃん】と名付けて、事務所に駐在して頂く事にしました😊😊😊
おもちゃんに、コーヒーを出しました。
可愛いおもちゃん( 〃▽〃)
立ち姿は、ダコタローズちゃんだ!!!
うーん、おもちゃんもダコタも手足が長くて麗しい❗✨✨✨✨
終身雇用します!!!!
絶対手放しません!!!!
これからも、宜しくね😍💓💓
大切な仲間が増えました。
新人がきます!!!
スゴく楽しみです。
身長160㌢位で、ダコタローズちゃんに似てるらしい😍💓💓